裏側矯正とは
歯の裏側にブラケットと呼ばれる金属の装置とワイヤーを装着して
歯を動かしていく矯正治療の方法です。
裏側矯正のメリット
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矯正装置が目立ちにくい
- 装置がついているのが表からはみえにくいため、人前に出るお仕事の方でも矯正治療ができます。
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装置が外からの衝撃によるダメージを受けにくい
- 表側の矯正装置は誤って転倒をされた場合やスポーツでボールが顔面に当たってしまったなど、強い衝撃を受けた場合には、装置が壊れて口腔内が損傷してしまうことも考えられますが、裏側矯正の場合には歯の裏側に装置がついているのでそういったことは起こりにくいです。
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舌癖(舌で歯を押し出す癖)の改善も期待できる
- 出っ歯や開咬(上下の歯がかみ合わない)などの歯並びの方は舌で前歯を押してしまう癖をお持ちの場合があります。
裏側矯正で歯の裏側に装置が付いていることで自然に舌で歯を押す癖がなくなりやすいと言われています。
裏側矯正のデメリット
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治療費が高い
- 表側矯正と比較して裏側矯正の方が装置を設置するのに技術が必要になり、その分治療費が表側矯正よりは高くなります。
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装置の違和感
- 裏側矯正は歯の裏側に装置が付くため、装置を付けた直後は特に違和感を感じ、舌が装置に当たって違和感を生じたり、口内炎ができてしまうこともあります。
(個人差がありますが、装置を付けてから1〜2週間経つと違和感は薄れていきます。 )
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発音への影響
- 歯の裏側の装置が邪魔になり、舌を歯の裏側にあてて発音する言葉が不明瞭になる事があります。
(装置を付けてから1週間~1か月程度で慣れてくることが多いです。)